ユーキャンで2つ同時受講はできる?費用・スケジュール・おすすめ組み合わせを徹底解説

ユーキャンで気になる講座が2つある。でも、本当に同時に受講できるのだろうか。費用は2倍かかるのか。仕事や家事と両立できるのか——そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

公式サイトのFAQには「可能かもしれません」という曖昧な回答しかなく、不安を抱えたまま検索を続けている方も少なくないはずです。

この記事では、ユーキャンで2つ同時受講する際の制度上の可否から、費用・学習スケジュール・おすすめの組み合わせまで、判断に必要な情報をまとめて解説します。読み終える頃には「自分は同時受講すべきか、それとも1つずつ進めるべきか」が明確になるはずです。

この記事で分かること
  • ユーキャンで2講座を同時に受講することが制度上できるかどうか
  • 2つ同時受講にかかる費用と、教育訓練給付制度などを使った節約方法
  • 同時受講とステップアップ方式、自分に向いているのはどちらかの判断基準
目次

ユーキャンで2つ同時受講はできる?

ユーキャンで2つの講座を同時に受講することは、制度上「可能」です。

ユーキャン公式FAQでは、「同時に2つの資格を取ろうと思っているのですが、可能でしょうか?」という質問に対し、以下のように回答しています。

資格の難易度によっては、2資格同時取得を目指せるかもしれません。

(出典:ユーキャン公式FAQ

申し込みの手続き上も、2講座を別々に申し込むだけで問題なく受講できます。また、デジタル学習サービス「学びオンラインプラス」も複数講座の切り替えに対応しており、システム面でも支障はありません。

ただし、公式が推奨しているのはあくまでも「まず1つの資格を取得してから、次の資格を目指す」というステップアップ方式です。同時受講が禁止されているわけではありませんが、学習スケジュールや費用の面でいくつか知っておくべき注意点があります。次のセクションで詳しく確認していきましょう。

ユーキャンで2つ同時受講する前に知っておくべき注意点

2つの講座を同時に受講できることはわかりました。しかし、申し込む前に必ず把握しておきたい注意点が3つあります。事前に理解しておくことで、受講後の「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。

2講座同時でも受講料の割引はない

ユーキャンには、複数講座を同時に申し込んだ場合の割引制度は存在しません。2講座を受講する場合、それぞれの受講料を全額支払う必要があります。

たとえば、FP3級講座(49,000円)と宅建士講座(63,000円)を同時に申し込んだ場合、合計112,000円が必要になります。友達紹介割引や再受講割引といった制度もユーキャンには設けられていないため、2講座分のコストはそのままかかると認識しておきましょう。

なお、受講料を少しでも抑えたい場合は、以下の方法が活用できます。

・定期キャンペーン(年に数回実施。対象講座が割引になる)
・教育訓練給付制度(対象講座の受講料の20%がハローワークから支給される)
・楽天市場経由での申し込み(楽天ポイントが付与される)

教育訓練給付制度の対象講座や条件については、厚生労働省の公式ページで確認できます。

学習スケジュールは1講座前提で設計されている

ユーキャンの各講座のテキストや学習カリキュラムは、その講座1つに集中して取り組むことを前提に設計されています。2講座を同時に受講する場合、1日に必要な学習時間は単純に2倍近くになります。

たとえば、1講座あたり1日1時間の学習が推奨されている場合、2講座同時受講では1日2時間以上の学習時間を自分で確保しなければなりません。仕事や家事の合間にその時間をつくれるかどうか、申し込み前に具体的にシミュレーションしておくことが重要です。

また、各講座にはサポート期間(受講期限)が設定されています。2講座を同時進行する場合、どちらかの講座の進捗が遅れ、サポート期間内に修了できないリスクも生じます。スケジュール管理は完全に自己責任となる点を念頭に置いておきましょう。

学びオンラインプラスは複数講座の切り替えに対応済み

一方で、安心できる点もあります。ユーキャンのデジタル学習サービス「学びオンラインプラス」は、複数講座を同時受講している場合の切り替えに対応しています。

・PCの場合:ホーム画面上部の講座名タブをクリックすることで切り替え可能
・スマートフォンの場合:「他に受講中の講座」から選択して切り替え可能

システム上は2講座を並行して学習することが想定された設計になっているため、オンライン学習ツールの使い勝手については心配する必要はありません。

ユーキャンで2つ同時受講に向いている人・向いていない人

2つの講座を同時に受講するかどうかは、受講する資格の難易度だけでなく、自分のライフスタイルや学習環境によって大きく変わります。以下のチェックリストを参考に、自分がどちらに当てはまるか確認してみてください。

2つ同時受講に向いている人

・毎日1〜2時間以上の学習時間を確保できる
・受講する2講座の難易度がどちらも比較的やさしい(例:FP3級、医療事務など)
・2つの資格に明確な目的があり、モチベーションを維持しやすい
・試験範囲が一部重なる講座を選んでいる(学習効率が上がりやすい)
・自己管理が得意で、スケジュールを自分でコントロールできる
・転職・復職など、短期間で複数の資格を取得しなければならない事情がある

2つ同時受講に向いていない人

・仕事や育児で毎日の学習時間が1時間未満になりがち
・どちらか一方、または両方の資格が難易度の高い国家資格である(例:社会保険労務士、行政書士など)
・資格取得の目的が曖昧で、途中でモチベーションが下がりやすい
・これまでに通信講座を途中で挫折した経験がある
・2講座分の受講料を一度に支払うことで家計への負担が大きくなる
・試験日程が近い、または同日に重なっている

向いていない人の項目に複数当てはまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。ユーキャン公式が推奨する「ステップアップ方式」(1つずつ順番に取得する方法)を選べば、着実に2つの資格取得を目指せます。どちらの方式が自分に合っているかは、記事の後半で詳しく比較しています。

ユーキャンで2講座同時受講するおすすめの組み合わせ

2講座を同時に受講するなら、相性のよい組み合わせを選ぶことが大切です。組み合わせ方には大きく2つのパターンがあります。試験範囲が重なる「同分野」の組み合わせと、異なるスキルを掛け合わせる「異分野」の組み合わせです。それぞれのメリットと具体例を紹介します。

試験範囲が重なる組み合わせ(同分野)

同じ分野の資格を組み合わせると、一方の学習内容がもう一方の試験対策にも活きるため、学習効率が高まります。限られた時間で2つの資格を狙いたい人に特に向いています。

組み合わせ重なる学習内容こんな人におすすめ
宅建士 + FP(ファイナンシャルプランナー)不動産取引・住宅ローン・税制不動産業界への転職・キャリアアップを目指す人
宅建士 + 管理業務主任者マンション管理・区分所有法・民法不動産管理会社への就職・転職を目指す人
FP3級 + 簿記3級家計・資産管理・お金の基礎知識お金の知識を体系的に身につけたい人・経理職を目指す人
介護福祉士 + 福祉住環境コーディネーター高齢者・障害者支援・住環境整備介護職でのスキルアップを目指す人

同分野の組み合わせで特に人気が高いのが「宅建士+FP」です。ユーキャン公式も宅建士とFPの親和性の高さを公式コラムで紹介しており、不動産業界では2資格の保有者が重宝される傾向があります。

スキルの幅が広がる組み合わせ(異分野)

異なる分野の資格を組み合わせると、転職・副業・独立など幅広いキャリアの選択肢が広がります。どちらか一方が比較的取り組みやすい難易度の講座である場合に、特に同時受講がしやすくなります。

組み合わせ活用シーンこんな人におすすめ
FP + TOEIC外資系金融・グローバルなビジネス全般金融・保険業界でのキャリアアップや転職を目指す人
医療事務 + 調剤薬局事務病院・クリニック・薬局での就業医療業界への就職・復職を目指す主婦・女性
保育士 + 子育て支援員保育施設・子育て支援施設での勤務保育・育児分野で働きたい人
簿記 + ITパスポート経理・バックオフィス業務・DX推進事務職でのスキルアップや転職を目指す人

ユーキャン公式コラムでは、異分野の組み合わせの成功例として「栄養士+調理師+薬膳コーディネーター」で料理教室を開業したケースが紹介されています。複数のスキルを掛け合わせることで、独自のキャリアや働き方を生み出せる可能性があります。

参考:「ダブルライセンス」は本当に有効?組み合わせに強い資格3選

なお、具体的な講座の受講料や開講状況は変更される場合があります。申し込み前にユーキャン公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

ユーキャンで2つ同時受講した場合の費用シミュレーション

2講座を同時に受講する場合、費用は単純に2講座分の受講料の合計になります。ここでは人気の組み合わせを例に、実際にかかる費用と、活用できる制度を使った場合の負担額を具体的にシミュレーションします。

組み合わせ講座A受講料講座B受講料合計給付金活用後(20%還付)
宅建士 + FP3級63,000円49,000円112,000円約89,600円
医療事務 + 調剤薬局事務49,000円39,000円88,000円※給付制度対象外の場合あり
簿記3級 + ITパスポート38,000円49,000円87,000円※給付制度対象外の場合あり

※教育訓練給付制度の対象講座かどうかは、厚生労働省の「教育訓練給付制度 検索システム」で確認できます。

費用を抑えるための3つの方法

2講座分の受講料は決して安くありません。以下の方法を組み合わせることで、実質的な負担を軽減できます。

方法内容注意点
教育訓練給付制度対象講座の受講料の20%がハローワークから支給される雇用保険の加入期間など受給条件あり。対象講座かどうか事前確認が必要
ユーキャンの定期キャンペーン年に数回実施。対象講座が最大5,000円割引になるキャンペーン対象講座・期間が限定される。公式サイトで随時確認が必要
楽天市場経由での申し込み楽天ポイントが付与される。楽天スーパーセール・お買い物マラソン期間中はポイント倍率アップ楽天会員登録が必要。ポイント付与条件を事前に確認すること

たとえば「宅建士+FP3級」の組み合わせで、両講座が教育訓練給付制度の対象であれば、合計112,000円から最大22,400円の還付を受けられる計算になります。さらにキャンペーン期間中に申し込めば、1講座あたり最大5,000円の割引も重なり、実質的な負担を大きく抑えることができます。

2講座分の費用を一度に支払うことに不安がある場合は、ユーキャンの分割払い(クレジットカード分割・ショッピングローン)も利用できます。詳細は公式サイトでご確認ください。

ユーキャンで2つ同時に学ぶ場合の学習スケジュールの立て方

2講座を同時に受講する上で、最も重要なのが学習スケジュールの管理です。行き当たりばったりで進めると、どちらの講座も中途半端になるリスクがあります。ここでは、無理なく2講座を並行して進めるためのスケジュールの立て方を具体的に紹介します。

まず1週間の学習時間を洗い出す

スケジュールを立てる前に、自分が1週間で確保できる学習時間を正確に把握することが重要です。以下の手順で確認してみましょう。

1.平日・休日それぞれの空き時間(通勤時間・昼休み・夜の時間帯など)をリストアップする
2.家事・育児・仕事の繁忙期など、学習できない時間帯を除外する
3.「確実に確保できる時間」だけをカウントする(理想ではなく現実ベースで考える)

一般的に、ユーキャンの通信講座は1日30分〜1時間の学習を継続することを前提に設計されています。2講座を同時に受講する場合、最低でも1日1〜2時間の学習時間を安定して確保できるかどうかが、同時受講成功の目安になります。

2講座の学習を「曜日で分ける」か「時間帯で分ける」

2講座を同じ日に学習しようとすると、集中力が分散しやすくなります。以下の2つのパターンを参考に、自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。

パターン内容向いている人
曜日で分ける月・水・金は講座A、火・木・土は講座Bというように、曜日ごとに担当講座を固定するルーティンを作りやすい人・仕事のスケジュールが規則的な人
時間帯で分ける朝の通勤時間は講座A、夜の30分は講座Bというように、時間帯ごとに講座を割り当てるスキマ時間を活用したい人・まとまった学習時間が取りにくい人

1週間の学習スケジュール例

以下は「宅建士+FP3級」を同時受講する社会人の1週間のスケジュール例です。1日の合計学習時間は約1時間を想定しています。

曜日学習内容学習時間
月曜日宅建士:テキスト読み込み(権利関係)60分
火曜日FP3級:テキスト読み込み(ライフプランニング)60分
水曜日宅建士:過去問演習60分
木曜日FP3級:過去問演習60分
金曜日宅建士:苦手分野の復習60分
土曜日FP3級:模擬試験・総復習90分
日曜日予備日(遅れた分の補填・休息)

日曜日を予備日として確保しておくことがポイントです。平日に学習できなかった日が生じても、週末にリカバリーできる余裕を最初から組み込んでおくことで、スケジュールが崩壊するリスクを防げます

試験日から逆算してスケジュールを組む

2講座を同時に受講する場合、それぞれの試験日を確認した上で、逆算してスケジュールを立てることが重要です。試験日が近い講座を優先的に学習する期間を設けるなど、状況に応じて柔軟に学習の比重を調整しましょう。

宅建士試験は毎年10月、FP3級試験は年3回(1月・5月・9月)実施されています。それぞれの試験スケジュールは各試験機関の公式サイトで確認できます。

ユーキャンで2つ同時 vs ステップアップ方式、どちらが向いている?

ユーキャン公式が推奨するのは、1つの資格を取得してから次の資格を目指す「ステップアップ方式」です。一方で、2講座を同時に受講する方法にも明確なメリットがあります。どちらが正解というわけではなく、自分の状況や目的に合った方法を選ぶことが最も重要です。以下の比較表を参考にしてください。

2つ同時受講ステップアップ方式
資格取得までの期間2つの資格をほぼ同時期に取得できる1つずつ取得するため、2つ目の取得まで時間がかかる
費用の支払い時期2講座分の費用を同時期に支払う必要がある1講座ずつ費用を支払うため、家計への負担が分散される
学習の集中度2講座に学習時間が分散されるため、集中度が下がりやすい1講座に集中できるため、理解が深まりやすい
挫折リスク学習量が多くなるため、挫折リスクが高まる1講座ずつ着実に進められるため、挫折リスクが低い
学習効率試験範囲が重なる組み合わせを選べば効率が上がる1講座目の知識が2講座目の学習に活かせる場合がある
向いている人短期間で2つの資格が必要な人・学習時間を十分確保できる人初めて通信講座を受講する人・難易度の高い資格を目指す人

同時受講を選ぶべきケース

以下のような状況に当てはまる場合は、2つ同時受講を選ぶメリットが大きくなります。

・転職活動や資格更新など、期限が決まっており短期間で2つの資格が必要な場合
・宅建士とFPのように、試験範囲が重なる組み合わせを選んでいる場合
・医療事務と調剤薬局事務のように、どちらも比較的難易度がやさしい講座を選んでいる場合
・毎日1〜2時間以上の学習時間を安定して確保できる場合

ステップアップ方式を選ぶべきケース

一方、以下のような状況に当てはまる場合は、ステップアップ方式が向いています。

・社会保険労務士・行政書士など、難易度が高く合格までに多くの学習時間が必要な資格を目指している場合
・仕事や育児で学習時間が不規則になりがちな場合
・これまでに通信講座を途中で挫折した経験がある場合
・2講座分の費用を同時に支払うことが家計的に難しい場合

迷った場合は、まず1講座を申し込んで学習リズムを確立し、「この調子なら2講座いける」と確信が持てた段階で2講座目を追加するという方法もあります。ユーキャンでは講座の追加申し込みはいつでも可能なので、無理に最初から2講座を申し込む必要はありません。

まとめ

この記事では、ユーキャンで2つ同時受講する際のポイントを解説しました。最後に要点を整理します。

・ユーキャンで2講座を同時に受講することは制度上「可能」であり、禁止されていない
・2講座同時受講でも受講料の割引はなく、費用は2講座分の合計額がかかる
・学習スケジュールは1講座前提で設計されているため、時間管理は自己責任になる
・教育訓練給付制度・定期キャンペーン・楽天市場経由の申し込みで費用を抑えられる
・試験範囲が重なる組み合わせ(宅建士+FPなど)を選ぶと学習効率が上がりやすい
・毎日1〜2時間の学習時間を安定して確保できる人が、同時受講に最も向いている
・難易度が高い資格・学習時間が不規則な人はステップアップ方式が向いている

2講座を同時に受講するかどうかは、資格の難易度・学習時間・費用・目的の4つを軸に判断することが重要です。「絶対に同時受講でなければならない」という状況でない限り、まず1講座を申し込んで学習リズムを作ってから、2講座目を検討するという慎重な進め方も十分に合理的な選択です。

自分のライフスタイルに合った方法で、着実に資格取得を目指していきましょう。

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